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ダイカスト金型の生産では「ものづくり補助金」という助成金が受けられます。ものづくり補助金が適用されれば、設備投資への資金調達が容易になり、生産コストを圧縮可能。ここではダイカスト金型製作におけるものづくり補助金の概要と申請時の注意点、申請書の作り方などを紹介します。
ものづくり補助金は中小企業庁による返済不要な助成金の一種です。「革新的な商品やサービス、生産プロセスの改善を図る」を目的に、中小企業・小規模事業者を対象に助成が行われます。
新しい商品やサービスを開発するには、多額の設備投資費用がかかるもの。中小企業や小規模事業者はそのために必要な資金を自身で調達できない場合が少なくありません。そんなとき、助成金によって設備投資に必要な資金をサポートしてくれるのがものづくり補助金です。
ものづくり補助金は返済不要の支援金です。返済コストや返済期間を考える必要はなく、補助された金額を丸ごと事業推進のために投入できるメリットがあります。
ものづくり補助金は、返済不要の設備投資費用を受け取れるありがたい制度です。申請の際には「補助金の対象が限定されている」点に要注意。
ものづくり補助金は、中小企業・小規模事業者を対象とする補助金制度ですが、「中小企業や小規模業者なら無条件で補助金が受けられる」わけではありません。補助金を受けるためには、制度の目的に適う設備投資費用である必要があります。
制度の目的は「革新的な商品やサービス、生産プロセスの改善を図る」こと。この目的に適う設備投資であり、補助金の対象となる経費に該当していれば、補助金の適用を受け取れます。実際に補助金の対象となる経費は以下のとおりです。
参照元:経営者のための補助金の活用ガイド(https://samurai-law.com/hojokin/mono43/)
ダイカスト金型の場合、新商品の開発のための開発費用は補助金の対象になります。ですが、金型を新調するための費用は対象外。ものづくり補助金の制度の目的に適うかどうかが、給付適用の有無を左右するポイントです。
ものづくり補助金の申請手続きは、事業計画書の作成、ものづくり補助金事務局への申請、審査、採択の通知、補助金交付という流れになります。このうち、ポイントになるのは補助金事務局への申請書の提出です。
申請書を作るときは、採択事例を参考に下調べを行ってから、採択確率の高い内容に仕上げる必要があります。
申請書が完成するまでの手順は以下の4ステップです。
申請書の内容は所定の様式に沿って記載することはもちろん、審査項目にしっかり答える内容を審査員に分かりやすいように記載する必要があります。
申請書を自分で書けない場合は、申請書作成支援を行っているコンサルタントや中小企業診断士のサポートを受けることも可能です。
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